IT導入補助金2024を活用して介護の現場をICT化!

コラム51

IT導入補助金2024とは

IT導入補助金とは、中小企業が業務効率化などの理由でITツールを導入する際にかかる費用を補助する支援事業です。
経済産業省が所轄しており、IT導入補助金の対象となっているITツールの導入に利用できます。

デジタル化を推進する動きが強まる今、ITツールを使って様々な業務課題を解決する業種、会社が増えています。介護事業もその一つ。日々の記録や請求業務、シフト作成や見守り体制までITツールを使って業務効率化を図り、慢性的な人手不足解消を目指す動きが活発化しており、補助金を活用するケースも増加しています。

IT導入補助金の対象

法人規模

IT導入補助金が利用できるのは、中小企業・小規模事業者です。中小企業・小規模事業者とは、日本国内で法人登記され、国内で事業を行っている法人(または個人)を指します。また、法人規模にもいくつかの対象要件があります。

例えばサービス業であれば、従業員100人以下・資本金5,000万円以下の企業が対象となります。

※法人形態によって異なる場合もございますので、自事業所が対象かどうかはIT導入補助金2024(外部サイト)をご確認ください。

対象枠

IT導入補助金には以下のように5つの対象枠があります。

・通常枠
・インボイス枠(インボイス対応類型)
・インボイス枠(電子取引類型)
・セキュリティ対策推進枠
・複数社連携IT導入枠

インボイス枠は2024年から新設された新しい枠です。2023年度にあったデジタル化基盤導入枠は廃止されました。また、通常枠の中にあったA類型・B類型というものも2024年度には廃止されています。

もし介護ソフトの導入にIT導入補助金を使いたい場合は、通常枠かインボイス枠となることが多いでしょう。また、IT導入補助金の対象となっているツールのみ申請することができますので、導入したいツールが対象かどうかも事前に確認しておく必要があります。

ナーシングネットプラスワンはIT導入補助金2024の導入支援事業者として採択されています。補助金を使ってナーシングネットプラスワンの導入をご検討の方は通常枠でご案内できますのでぜひお問合せください。

※プランにより異なる場合もございますので事前にご相談ください。

IT導入支援事業者とは
IT導入支援事業者とは、ITツールの導入により生産性の向上を目指す中小企業・小規模事業者等と共に事業を実施するパートナーとして手続きや導入のサポート等を行う事業者で、事務局に登録申請を行い、事務局及び外部審査委員会による審査の結果、採択された事業者のことです。

対象商品

対象となる商品は主に以下の通りです。

<通常枠の場合>

ソフトウェア購入費、クラウド利用料、拡張機能、データ連携ツール、セキュリティ、導入コンサルティング、導入設定/マニュアル作成/導入研修、保守サポート、ハードウェア(ハードウェアを申請する場合はソフトウェアの使用に資するものであること)

申請する枠によって対象商品は異なりますので、詳しくはIT導入補助金2024(外部サイト)をご確認ください。ハードウェア単体での申請は不可で、ソフトウェアを利用するために必要である場合のみ申請することが可能とのことです。

補助額

<通常枠の場合>

補助率補助額
1/2以内1プロセス以上5万円以上150万円未満
4プロセス以上150万円以上450万円以下

※プロセスの要件により補助額が変わります

※プロセスとは
IT導入補助金では以下の図のように、いくつかの業務プロセスに分けて要件設定されているので図の中の1種類以上のプロセスに該当しているソフトウェアを申請する必要があります。

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画像引用:IT導入補助金2024(外部サイト)より抜粋

IT導入補助金2024申請の流れ

IT導入補助金2024を使ってITツールを導入したい場合は、いくつかの事前準備が必要になります。介護事業所で補助金利用をご検討の際はあらかじめご確認ください。
申請・導入の流れは以下の通りです。

事前準備

①まずはIT導入補助金2024の公募要領をしっかりご確認ください
②「gBizIDプライム」アカウントの取得
③「SECURITY ACTION」宣言の実施
④「みらデジ経営チェック」の実施
⑤ITツールの選定

【用語解説】

  • 「gBizIDプライム」とは、法人が、ひとつのIDパスワードで様々な行政サービスにログインできる共通認証システムです。gBizIDのHPからアカウント作成できます。
  • 「SECURITY ACTION」とは、企業が自ら情報セキュリティ対策に取り組むことを宣言する制度です。IT導入補助金では「★ 一つ星」または「★★ 二つ星」の宣言が必要となっています。
  • 「みらデジ経営チェック」とは、経営課題やデジタル化への取り組みなどのチェックツールです。IT導入補助金の申請を行う場合はgBizIDプライムと連携させることが必須となります。

交付の流れ

①交付申請
まずは交付申請を行います。IT導入支援事業者と共同で、交付申請の事業計画を立て、必要書類の提出や各種情報を提出します。

①交付決定
事務局による審査が完了し、交付決定となると、交付決定通知が届きます。

③発注・契約・支払い
交付決定を受けたあとに、ITツールの発注・契約・支払いを行います。交付決定前に契約したものについては対象外となりますのでご注意ください。

④事業実績報告
補助事業が完了すると、実際にITツールを契約・支払いした証憑を提出します。

⑤補助金の交付
実績報告が完了し、補助金額が確定すると補助金が交付されます。

⑥事業実施効果報告
報告期限内に補助事業者にて必要情報を入力し、実施効果の報告を行います。

<交付申請の流れイメージ>

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画像引用:IT導入補助金2024(外部サイト)より抜粋

IT導入補助金2024の対象外となるもの

・交付決定前にに契約・発注・支払いをしたもの
・リース・レンタル契約のITツール
・中古品
・ITツールの利用料が、交付申請時に金額が定められないもの

など

※対象外の詳細はIT導入補助金2024(外部サイト)をご確認ください。

まとめ

このようにIT導入補助金2024ではいくつかの事前準備が必要ですが、IT化を進めるにあたって必要な経費の一部が国から補助される便利なサービスとなっています。
介護の現場にはIT化によって効率化される業務がたくさんあります。補助金などを活用しながらうまく導入を進めていきましょう。

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IT導入支援事業者とは
IT導入支援事業者とは、ITツールの導入により生産性の向上を目指す中小企業・小規模事業者等と共に事業を実施するパートナーとして手続きや導入のサポート等を行う事業者で、事務局に登録申請を行い、事務局及び外部審査委員会による審査の結果、採択された事業者のことです。

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